初めてこの事に気づいたのは、31歳の時だった。

20代はシンプルライフとは程遠い、むしろ物に囲まれた生活を送っていた。社会人になってお金を自由に使えるようになった私は、興味のままに物を買っていき、気づいたらいろんな趣味を持っていた。自分探しという名の居場所探しをしていた。

それはそれでいい事だと思うし、必要なステップだったと思う。

でも適応障害でダウンしてから、私の意識が大きく変わった。「圧倒的に本当に大切なもの」と「そうじゃないもの」がはっきりしたのだ。

私は何が大切かを書き出して、本当に必要なものだけを残し、あとはすべて手放すことにした。

そんなに大切じゃないものを捨てる事で、時間がたくさん浮いて、より大切な物にフォーカスできるようになった。

そういった心境の変化や、私の大切にしているものをまとめている。気が向いたら読んでほしい。